【Fukushima 50】東日本大震災・福島原発で日本を救った戦い。日本人が観るべき映画。

映画・ドラマ・アニメ
ろくろ
ろくろ

2013.3.11の東日本大震災でコントロール不能となった福島原発。日本が壊滅寸前にまでいったあの日、日本を救ったのは現場の人々でした。

Fukushima 50」は東日本大震災での甚大な津波による福島原発の暴発をまさに命がけで抑えた現場の方々の実話映画です。

20代をプラントエンジニアとして・・自分で言うのもなんですが、命がけで働いてきた人間として涙なしでは観れない映画でした。

Fukushima 50

あの日、原発内に残り戦い続けた50人の作業員たちを、世界は“Fukushima 50(フクシマフィフティ)”と呼んだ。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大の東日本大震災が発生した。太平洋から到達した想定外の大津波は福島第一原発(イチエフ)を襲う。内部に残り戦い続けたのは地元出身の作業員たち。外部と遮断されたイチエフ内では制御不能となった原発の暴走を止めるため、いまだ人類が経験したことのない世界初となる作戦が準備されていた。それは人の手でやるしかない命がけの作業。同じころ、官邸内では東日本壊滅のシミュレーションが行われていた。原発内で戦い続けた50人の作業員たち。本当は何が起きていたのか?何が真実か?
監督:若松節
2時間2分

 

東日本壊滅、5000万人避難、日本三分割、チェルノブイリより甚大な被害の想定

東日本大震災で発生した大津波により、福島原発は電源喪失。

コントロール不能により、稼働中の原発は・・・・暴発。。

当時の官邸では、東日本5000万人避難、日本を三分割にわける、チェルノブイリよりも甚大な被害、世界でも経験のない想定できない被害が想定されていたようです。

福島第一原子力発電所事故 - Wikipedia
「「福島第一は津波に弱い」2度の警告、生かさず」刑事裁判傍聴記:第32回公判(添田孝史) – 福島原発刑事訴訟支援団
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020030900012.html

以前、「日本沈没」という古い映画を観たのですが・・・。

古い方の「日本沈没」は現実に日本人が国外に場所を提供してもらい脱出しました。

日本人は日本という国を離れて「流浪の民」として生き抜いていけるか?というエンディングで、かなり恐ろしかったのを覚えています。

日本沈没

この「もう日本に住めない」「国がなくなる」という一歩手前まで行っていたことを、東日本5000万人が避難、首都圏まで放射能汚染で住めなくなるという現実が目の前に来ていたことを・・・もう日本人は忘れているのかなぁと思います。

吉田昌郎さんのリーダーシップ、現場のプライド、使命感での命がけ作業

Fukushima 50」の吉田所長(渡辺謙)と伊崎さん(佐藤浩市)の現場でのリーダーシップ、そして苦悩と葛藤・・・。

その部下の皆さんの使命感からの命がけの対応、復旧作業・・・。

元プラントエンジニアとして涙なしでは観られませんでした。

どの職場でもそうですが、指揮官の人間性はこんな危機の時にどれだけ自分の命をはって部下や全体を守るか、心を配れるかでしょう。

そんな指揮官だったからこそ、ほどんどの現場の職員は命がけで現場で戦ったのでしょうね。

吉田昌郎 - Wikipedia

暴走する原発を命がけで・・・決死の覚悟で・・・放射能汚染を受ける覚悟で・・・現場に飛び込んでいくなんて・・・。

すごすぎる使命感です。

この方々のおかげで2011年の東日本大震災で起こった福島原発の暴走はなんとか危機的状況にならずにすんだと心から感謝しています。

ただ・・・もちろん、未だに福島原発の問題は解決していません。

東日本大震災と福島原発問題に切り込んでいる書籍

東日本大震災がもたらしたものは地震だけでなく、甚大な津波、その津波の被害による原発の制御不能となる暴発と放射能汚染。。

これらは、私が知っている限りの国難・・元寇、富士山の噴火、数多い地震・・・第二次世界大戦での空襲被害、原爆投下・・・これらに匹敵するものだったと思います。

もし、福島原発の制御不能状態が続き、現場の撤退、原子炉の融解・メルトダウンまでいっていたら・・・日本どころか東アジア、アジア圏、太平洋全域が想像もできない被害に襲われたでしょう。

最悪の場合、『チェルノブイリ事故×10』という想定もしていた、更には茨城の東海第二もアウトになり・・・もう想像を超えた、人類史上もっとも危険な状態になっていたと話が下記のインタビュー記事にあります。

https://webronza.asahi.com/science/articles/2014031000008.html

↓福島原発の吉田さんのインタビュー等をまとめたドキュメント本です。

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

私はまだ読んでいませんが、これからじっくり読んでみようと思います。

 

まとめ:日本の将来、エネルギーを考えよう

東日本大震災、福島原発問題は終わっていません。

日本って喉元過ぎれば・・・・という国民性がありますよね。

甚大な被害を受けても、、なんとかやり過ごす・・その後は普通の日々がまた来る。

日本は島国だし、災害も多いですから、辛いことや苦しかったことは忘れて次へ・・・という良い面と、情緒に流されてトップが決めた計画を見直さない、雰囲気に流される、過去の失敗を見直したり分析したりしない・・・という悪い面があります。

もう、そういうことはほんとにやめましょう。

一人ひとりが日本の国民として、どう生きていくのか?資源のない日本のエネルギーはどうするのか?を考えていく必要があるのではないでしょうか。

そして、どんな意図でもいいから選挙に行って、一人ひとりが動くことが大事だと思います。

 

コメント