【絶望との向き合い方】絶望してもリジリエンスがあれば大丈夫!「OPTION B(オプションB)」「次善の策」で生きていく!

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ろくろ
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「OPTION B(オプションB)」では、絶望しても次に向かって立ち直る力、リジリエンスについて詳しく説明しています。

フェイスブックのCOOシェリル・サンドバーグさんの書籍「OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び」は、ある日突然、死別を通じて日々の幸せを喪失してしまった彼女がリジリエンスによりOPTION B(オプションB)・次善の策をみつけ、新しい未来を歩むまでの体験をまとめた本です。

「喪失はどんな人にも降りかかる。仕事を失うこともあれば、愛を失うこと、ときには命が失われることもある。大切なのは、こうしたことが起こるかどうかと考えることではない。喪失は必ず起こり、だれもが向き合わなくてはならない。・・・たとえ人生の濁流にのみ込まれても、水底を蹴って水面に顔を出し、もう一度息をつくことはできるのだと、私は学んだのである」

どんなにに絶望や逆境でボロボロになっても、自分のレジリエンス(立ち直る力)を信じて新しい未来を作り出せると「OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び」で学べました。

逆境・絶望から立ち直る力、レジリエンスとは?

ちなみに、オプションBで紹介されているレジリエンス(立ち直る力)とは細かく言うと一体どういう意味なのかはコチラで紹介されてます。

心理学におけるレジリエンスとは、社会的ディスアドバンテージや、己に不利な状況において、そういった状況に自身のライフタスクを対応させる個人の能力と定義される 。自己に不利な状況、あるいはストレスとは、家族、人間関係、健康問題、職場や金銭的な心配事、その他より起こり得る。
「脆弱性(vulnerability)」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳されるが、訳語を用いずそのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。
Wikipediaより

簡単に言えばレジリエンスとは復活力、回復力を高める能力、使い方を意味しています。

レジリエンス=立ち直る力ですね!

ちなみに、アメリカ精神医学会は、以下の「レジリエンスを築く10の方法」を提唱しています。

1・親戚や友人らと良好な関係を維持する。
2・危機やストレスに満ちた出来事でも、それを耐え難い問題として見ないようにする。
3・変えられない状況を受容する。
4・現実的な目標を立て、それに向かって進む。
5・不利な状況であっても、決断し行動する。
6・損失を出した闘いの後には、自己発見の機会を探す。
7・自信を深める。
8・長期的な視点を保ち、より広範な状況でストレスの多い出来事を検討する。
9・希望的な見通しを維持し、良いことを期待し、希望を視覚化する。
10・心と体をケアし、定期的に運動し、己のニーズと気持ちに注意を払う。

↑普通の立ち直りの方法という感じでまとめられてはいますね。。。

絶望や逆境にいるときには「そう簡単に立ち直れるかよ!」と思いますが、この「レジリエンスを築く10の方法」も「OPTION B(オプションB)」では本人の実体験を元にまとめられています。

この本を読むと「サンドバーグさんもそうなんだ・・・」と理解することができました。

傷つき、フラフラになりながらも現実を受け入れて、前に進んだのだなと。

誰だって最高の状態をずっと維持することは絶対にできない

「最良の選択肢(オプションA)」ではなく、オプションBを選ばざるを得なくなったとき
その逆境からどう回復すればよいのか。人生を打ち砕く経験から回復するための、具体的なステップがあるということだった。」

サンドバーグさんの「最良の選択肢(オプションA)」は、最愛の旦那さんと元気な子供さんで幸せな家庭を維持し育て、自分の仕事でもバリバリ働いてキャリアを育て、社会のために貢献していくものだったと推測します。

が、旦那さんの突然の死で「最良の選択肢(オプションA)」は選択不可になるわけですが、やはりここで現実を直視できない、受け入れられない状態になります。

私も妻との死別で同じ体験をしているので、信じて疑わなかった未来を絶対に取り戻せないという絶望が痛いほどわかりました。

絶望では「次善の選択肢」を選ばざるを得ないのは、今ならよくわかります。

しかし、絶望に落ちていく段階、逆境に立たされている最中では、経験不足や知識不足で直視できないんです。

もしかしたら知識があっても現実を直視できないかもしれません。

誰だって「充実した今の状態はずっと続かない」ってことを知らないからですね。

結局の所、この世は「諸行無常」で「出会ったものは必ず別れ」があるんです。

わかってはいるけど、実際に体験しないと体感できないってことだと思います。

立ち直るための「オプションB」が必ずある

死別、離婚、リストラ、病気、破産などなど人生の絶望感を味わったり、大事なものを喪失している方は・・今も、未来も想像できない状態だと思います。

輝かしいと思っていた未来が砕け散っても、「次善の選択肢」「オプションB」が必ずあるんだと信じること。辛い現実かもしれませんが、そう信じていかなければ辛い現実に飲み込まれて動けなくなってしまいます。

私も妻が重たい病気になったとき、死別したときそうでしたから。

でも、もし絶望のどん底にいたときの自分に言えることがあれば、「次善の選択肢」「オプションB」が必ずあるから、今は心身を休めて・・・と伝えたいです。

自分のレジリエンスを信じて・・・何度でも立ち上がろう!

世界には自分よりも辛い思いをしている方々がきっとたくさんいます。
その中には絶望の淵にいても、「次善の選択肢」「オプションB」を信じて頑張っている人たちが多くいると思います。

ユダヤ人強制収容所の自伝「夜と霧」にもありますが、

「あらゆるものを奪われた人間に残された、たった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。」

といっています。

与えられた運命に対して自分の態度を選ぶために、いつでも「オプションB」が必ずあることを信じて何度でも立ち上がることを選択していく以外に前に進む方法はないのですね。

OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び」のサンドバーグさんの死別後、喪失後の生き方、復活の仕方は、死別した人だけでなく、今どん底にいる人、思うようにならない人生でどうにか這い上がりたいと考えている人にとっても学びが多い一冊です。

まとめ

オプションA(最良と思われる選択肢)を選べないのが人生だということを、仏教では「人生は苦に満ちている」と伝えているのでしょう。

洋の東西を問わずこのような四苦八苦の思想というか、無常観の思想は同じような結論を導き出しているので、きっと答えは決まっているのですね。

「それは運命に対して逆らわず、変えられない状況を受容した後に、「オプションB」を探して行動する」

「OPTION B(オプションB)」がある、そう信じて毎日を進んでいく、絶対に、どんなことがあっても、自分の精神や心は運命にも支配されないと決めて生きていきましょう!

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