
「忘れたんじゃない、思い出さなくなるだけさ」という曲をたまたまラジオで聴きました。
とても胸に響く曲でした。
Mr.Children 「Tomorrow never knows」 とも通じるなぁと思いました。
「忘れたんじゃない、思い出さなくなるだけさ」という曲をたまたまラジオで聴いたのですが、なんというか・・・哀愁というか、想い出を心に秘めてまた歩きだすリスタートの思いというか・・。
そういった感情がストレートに心に響きました。
鹿児島県の与論島に在住?の元ザ・コブラツイスターズのボーカリスト川畑アキラさんの曲です。
忘れたんじゃない、思い出さなくなるだけさ
以前、辛い想い出や苦しい、悲しい想い出は短期的には思い出すことがあっても、長期的な視点ではどんどん記憶が薄れ楽しいことだけを覚えていくようになると記事にしました。

エビングハウスの忘却曲線ってやつですね!
ただ、人は忘れていく生き物です。
悲しいけれど、日々を重ねていく中で思い出す時間も減っていきます。
でも、楽しかった大切な想い出、愛し愛され笑いあった日々、一所懸命に走り抜けた日々など人生の大事な想い出は忘れることはありません。
「忘れたんじゃない、思い出さなくなるだけさ」
「過ぎ去った日々に感謝して、今夜は眠ろう・・・」
とこの曲では歌っています。
思い出さなくなったことを負担に思ったり、罪に思ったり、悲しんだりする必要はないです。
人は忘れたんじゃなく、日々を過ごすことで思い出すことが少なくなる生き物なのです。
Mr.Children:「Tomorrow never knows」
人ってやつは・・・悲しいくらいに忘れていく生き物だ。
愛される喜びも悲しい過去も。
と、Mr.Children 「Tomorrow never knows」は歌っています。
良いも悪いも・・・忘れていく・・・。
忘れるというよりも、思い出さなくなるといったほうがいいかもしれません。
「Tomorrow never knows」では忘れることを「忘れてしまうことは、悲しい・・・」って言ってますもんね。
でも、悲しいかな世界は回り続けています。
回り続ける世界の中で、今を生きずに・・・過去を生きることはできません。
そうであるなら・・・
ほんとは忘れていない癒えることのない痛みだけど、どうせ癒えることのない痛み、悲しみ、苦しみなら「いっそ」引き連れて、心のままに夢を描いて、誰も知ることのない明日へ向かって進んでいこう。
という、前に歩き始めよう!というメッセージが「Tomorrow never knows」から伝わって心に響きます。
忘れない、思い出さない、一所懸命に生きるという歩みが人生
「忘れたんじゃない、思い出さなくなるだけさ」と「Tomorrow never know」のこの2曲。
どちらも大好きな曲です。
共通するメッセージがあると思うからです。
「忘れてないよ、日々を一所懸命に生きていこうと決めているから、思い出さなくなってきているんだよ」
「でも、たまに思い出したりするよ、忘れてないから」
「忘れてないから、思い出すけど・・・思い出すと心が痛かったり辛くなるよ」
「だったら、「いっそ」忘れてない想い出も引き連れて日々を一所懸命に生きよう!そしたら思い出さなくなるよ。」
そして、また日々を歩きだす。
そして、たまに忘れていない想い出を思い出す。
そんなサイクルを人は歩いているのかも。
そういえば「歩くことで人生を取り戻す」映画がありました。

歩く=人生。
人生=歩く。
ほんとに共通点があるから、お遍路さんとかがあるのかもですね。
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