【喪失の苦しみ】夢でもし逢えたら・・・。神話でもあっちの世界から連れ戻すことはできませんでした。

人生との向き合い方
ろくろ
ろくろ

夢でもし逢えたら素敵なことね♪って曲がありましたね。

「夢でもし逢えたら」って大瀧詠一が作詞作曲、プロデュースした楽曲でラッツ&スターが歌っていたいましたね。

話は変わりますが・・・どんな手段であっても、あっちの世界に逢いに行ってはいけないようです。

それは神話の世界からの絶対法則みたいです。

私自身も、前はなんとか死んだ人を生き返らせる方法がないものか、、などとホンキで考えたものです。

ほんと、バカで無知ですね(笑)

愛別離苦、諸行無常はこの世の絶対法則なんですけどね。

ちなみに、神話や言い伝えには色々な見解がありますのであしからず!

古事記・イザナキとイザナミ 黄泉の国訪問

古事記でも死んだ妻イザナミを亡くしたイザナキが、長き悲しみどうしても生き返らせたいと黄泉の国に行きますが・・・。

すったもんだあって叶いません(笑)

というよりも、逆にショックを受けてこの世に戻ってくるはめになってしまいますね。

イザナキとイザナミ<黄泉の国訪問> - 編纂1300年を迎えた【古事記の神話】

ずっと愛して未練があっても、死んだ人(神?)を連れ戻そうとしたり、強烈な執着を持っていると逆に辛い目に会う。

死んだ人(神?)は戻らない、生き返らせることもできないし、生き返らせようなどとすることはこの世の理に反することだ・・・。

ということを昔の人は神話で教えたのではないでしょうか?

ギリシャ神話・オルフェウスとエウリディケ

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケの話も有名ですね。

太陽神アポロンの息子、竪琴の達人オルフェウスが、亡くなった妻である精霊(女神)エウリディケを追いかけ、冥界の王ハデスの許しを得て冥界から連れ帰りますが。。

冥界の出口の手前、生者たちの世界まであと一歩のところで・・・オルフェウスのミスでエウリディケを連れて帰ることはできませんでした。

↑この内容は「マンガでわかる心療内科6巻」でも詳しく解説されています。
結果的にはオルフェウスは、死んだ妻のエウリディケを冥界まで追いかけ、もう一歩のところまで連れて帰ることができながら、それは叶いません。。

連れ帰れなかったオルフェウスは嘆き悲しみ、一人でさまよい続けます。。
その後のオルフェウスはどうなったか・・・コチラでわかります。

オルフェウスの神話

古事記でもギリシャ神話でも・・喪失体験を受け入れる大事さを伝えている

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケの話でも、イザナキとイザナミと結果は同じです。

死者の国から亡き妻を連れ帰ろうとするも、生き返らせようとする行為は失敗に終わり、更に、もっと辛い結果となり更に傷つくということになります。

この神話の物語でわかるように、人(神・精霊とか?)は大切な人を失った時、大きな悲しみと嘆きと、恋慕、執着を持ち、絶対的な法則に背いても生き返らせたいと思うもの。

この気持ちや想いも昔も今もかわりませんが・・・

でも、絶対に死んだものは生き返らない、そのようなことは叶わない。

もしそのようなことをしようとすれば、更に大きな辛い結果を得る。

ということを、神話の物語として教えているのでしょうね。

↓ワンピースでもルフィはエースを助けられず死別の喪失を体験していますね。

お前にまだ残っておるものは何じゃ!!!失った物を数えない。残っている物を数える。
ワンピースのジンベエがエースを失って自暴自棄になっているルフィに向けて伝えた言葉にたくさん救われました。

喪失の辛さ・悲しみをしっかり味わうと体験を終える

ギリシャ神話のオルフェウスも古事記のイザナキも、誰よりも強く愛したが故に喪失した辛さはそれと同様に強かったはずです。

その喪失体験が、一心不乱に死者の国から連れ戻そうという行動を起こさせたわけです。

でも・・・

必死の行動をしても、生き返えらず

更に傷つきに傷つき・・

そして、死者を連れ戻すことももうできない・・・。

どれだけ頑張ってももう無理、逆に更に痛みを味わった・・・。

そのときに

「もう・・やるだけやって、よくわかった。」

「死んだものを生き返らせることは絶対にできない。」

と喪失を受け入れることができたのではないでしょうか?

 

この2つの神話は

死んだものはどうやっても生き返らない。
死んだものを追いかけることは更に辛くなる。
苦しみや悲しみをとことん味わうことで、喪失体験は終わる。

ということも伝えているのではないでしょうか。

まとめ

死別してずっと生き返らせる方法はないか、死者に会う方法はないか・・・などと考えて数年過ごしてきました。

執着がすごいですね(笑)

↑逆にキモいわw、などと悲しく笑っている自分がいますが・・・。

さすがに、今は思わないではないですね・・・。

愛別離苦はこの世の理で、死んだものは生き返らない。

それを完全に理解するまで・・・

泣きわめいて、悲しんで、彷徨って、暴れて、苦しんで・・・徹底的に喪失体験をしきって・・・諦めて受け入れて・・はじめて喪失の辛さや悲しみは終わり、新しい自分となれるのかな・・と感じています。

でも、せめてたまには「夢で逢えたら」いいかなと思います。

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